この記事は、日本を代表するブランドの一つUNDERCOVER(アンダーカバー)について「アンダーカバーとは?」から「19AWのコレクション」まで解説していきます。
時計仕掛けのオレンジやVALENTINOとコラボするなど、今シーズンのUNDERCOVERはとても面白いアイテムが目白押しです。
目次
アンダーカバーとは?
1990年設立の日本の人気ブランド、UNDERCOVER。
SUPREMEやNIKEそしてUNIQLOとコラボしたUUなどで知っている方も多いブランドだと思います。
デザイナーの高橋盾(通称:ジョニオ)が文化服装学院在学中に立ち上げたブランドでも有名です。
裏原時代全盛期はBAPEのNIGO氏やフラグメントの藤原ヒロシ氏と共に裏原カルチャーを牽引したカリスマデザイナーであり、当時は発売するアイテムほとんどがプレミア価格で取引されるほど高い人気を集めていました。
独特なカラープリントやヴィンテージ加工が施されたアイテムが特徴でデザイナーの高橋氏はコムデギャルソンの川久保玲氏に影響を受けたと語っていますが、ギャルソンとはまた違った進化を遂げており、最近は近未来的なデザインが多いです。
19AWのコレクション
トリコカラーモックネックニット
今回のコレクションの中で、私が一番デイリーユースしやすいなと思ったのがこちらのトリコカラーのニットです。
ネック部分もタートルネックではなく、どんなアイテムとも合わせやすいモックネックなので、アウターのインナーとしても一枚として着ても様になる一着です。
こちらのアイテムの面白い点は、色ごとに編み方が異なる点です。
ハイゲージ、ローゲージを織り交ぜ、部分的にアランニットの模様を用いたり、袖はきっちりとリブ仕様にするなど、かなり手の込んだアイテムなので、着こなしのアクセントにぴったりのアイテムです。
ベロアワークジャケットセットアップ
ベロア素材のワークジャケットに同素材のパンツを合わせたセットアップ。
ワークジャケットのディティールを忠実に再現し、襟はしっかりとホワイトのボアで仕立てるなど、細部まで作りこんで製作しており、鮮やかなブラウンのベロア素材が美しいアイテムです。
パンツは同素材の細身のスラックスで、前々シーズンくらいまでは太いパンツを合わせるブランドが多かったですが、19SSシーズンよりだんだんとどのブランドもパンツが細くなっています。
ワイドパンツの流行もひと段落するのではないかと伺うことができます。
チェスターコート×タートルネックニット×スラックス
シンプルなデザインのチェスターコートに細身のスラックスを合わせたコーデ。
シンプルで癖の無いデザインのチェスターコートですが、トレンドを上手くくみ取っており、着丈は膝丈より少し短めにするなど、ロングからショートに丈が流れていることが読み取れます。
ワイドパンツが減りましたが、トップスのビッグシルエットは流れとして継続しています。
トップスにボリュームをだし、ボトムスで締めるというコレクションが多く、2015年位のビッグシルエットが流行りだした頃の様なルックが来シーズンは流行りそうです。
こちらのコーデで使用しているリボンで締める革靴はステッチの色とソールを見る限りドクターマーチンとのコラボですかね。
Supremeと3タッグを組んで以来のドクターマーチンコラボなので、発売した際はぜひ、手に入れたい一足になります。
時計仕掛けのオレンジコラボスウェット
今シーズンの1つの目玉である時計仕掛けのオレンジとのコラボグラフィックスウェット。
映画の中に登場する反逆児アレックスを切り抜いてプリントした一着で、最近のUNDERCOVERは映画とコラボを必ずコラボをしているのでいつか自分の好きな映画が来ればなぁ。
大胆なグラフィックを排した一着ですが、スウェット自体の色味がシックなので、そこまで目立つことなくコーデに落とし込むことができるアイテムです。
赤のタートルネックニットをプラスするなど、今シーズンはかなりビビットなカラーを使用しています。
VALENTINOコラボダウンジャケット
今シーズン合同でショーを開催したVALENTINOとのコラボダウンジャケット。
時計仕掛けのオレンジで登場するアレックスが込んでいるベートーベンの顔を所所に配し、細かくVALENTINO,UNDERCOVERとプリントした総柄のデザインになります。
かなりボリューミーなダウンジャケットなので、パンツは細身のナイロンパンツやチノパンなどを合わせてメリハリのあるコーデに落としkみたいアイテムです。
色もくすんだターコイズブルーの感じも良く、デニムパンツとも相性がよさそうなアイテムです。
UNDERCOVERを着こなしておしゃれをもっと楽しもう!
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
おすすめのブランド、UNDERCOVERの19AWのコレクション解説はいかがだったでしょうか。書いている現在(2019年1月17日)ではまだ19SSのアイテムすらデリバリーが始まっていないので、やはりファッション業界のスピード感には驚かされます。
ここ最近のUNDERCOVERは近未来的なデザインのアイテムが多かったです。
19AWは色使いこそ近未来を感じさせるアイテムが多かったですが、アイテム自体はクラシックなアイテムが多く、毎シーズンみどころがあり面白いブランドです。
全ルックは下記のサイトからもみることができるので、気になった方はぜひ、チェックしてみてください。
fashion press
以上、ありがとうございました。