出典:https://hypebeast.com/jp/2017/12/how-to-wear-doublet-package-tee

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doublet【ダブレット】とは?

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この記事は「doublet(ダブレット)とは?」から「定番アイテム徹底解説」まで解説していきます。
 

LVMHモハヘネシールイ・ヴィトンが若手デザイナーを支援するために創設した「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」の2018年度グランプリに日本のブランドDublet(ダブレット)が選ばれました。

 

ファイナリストにはフランスのストリートブランドA-COLD-WALL(ア コールド ウォール)のサミュエル・ロス(Samuel Ross)やアントワープを拠点に活動するBOTTERのルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)など早々たるメンツが顔を並べる中での受賞はまさに快挙。

 

本当におめでとうございます。
 

感度の高い人たち中心に徐々に人気を博していたダブレットですが、まだその存在を知らない人は多いはずです。
 
今回はそんな話題のブランドであるダブレットにせまっていきたいと思います。

 


 

 

doublet(ダブレット)とは?どんなブランドなの?


 
2012年にデザイナーの井野将之氏と村上高士が設立した日本のストリートブランド。
 
ブランド名は不思議の国のアリスの作者として有名なルイス・キャロルの言葉遊び「ダブレット」に由来します。
 
このゲームは、プレーヤーに与えられた2つの単語の片方を、1文字ずつ、他の単語に変化させていき、始めに与えられたもう片方の単語まで変化させていくルールです。

 

ブランドコンセプトは「違和感のある日常着」でブランド名の由来でもある言葉遊び同様に、スタンダートなアイテムに井野さんの強烈な個性を落とし込んだデザインのアイテムを展開しています。
 
最近のコレクションを見ていると、とことん人と違った尖ったアイテムを展開しているなぁと思います。

 

最近ではその人気は日本国内だけにとどまらず韓国、中国、アメリカ、パリなど世界各国のセレクトショップで取り扱いを開始するなど世界的にも人気のブランドとなっています。
 

デザイナー井野将之氏について


 
2002年に東京モード学園を卒業しアバハウスに入社し、自らのブランド立ち上げのために独立しました。
 
しかし独立は今の自分には難しいことを知った彼はその後縁があったシューズブランドとして有名なHIHARAYASUHIROでシューズやアクセサリのデザイナーとして経験を積みました。
 
MIHARAYASUHIROは現在人気ストリートブランドMYneを展開していることでも有名なブランドです。

 

その後、パタンナー村上高士とともに、「ダブレット(doublet)」を立ち上げ、2013春夏の展示会よりデビュー。
 
2013年には「2013 Tokyo新人デザイナーファッション大賞」プロ部門のビジネス支援デザイナーに選出され、プロの支援のもとに活動を続けていきました。
 
彼は後にこの期間のことをインタビューで、ブランドが成長するために必要なかけがえのない期間だったと語っています。

 

現在では世界一感度の高いセレクトショップと言われているパリのColetteやドーバーストリートマーケットでも取り扱われているdoublet。
 
今後井野氏はもっともっと自分の創る服を世界の人に知ってもらいたいと語っており、止まることのない物創りへの情熱を燃やしています。
 
世界的に有名なデザイナーの支援のもと今後、井野氏がどう進化していくのかに今注目が集まっています。
 

doublet(ダブレット)の定番アイテム徹底解説

ここからはDoubletの定番アイテムを解説していきます。街で見かけたことがあるアイテムもあるはずなので、今一度ダブレットについて理解していただければ幸いです。

プラスティックシャツ

「プラスティックシャツ ダブレット」の画像検索結果

出典:https://www.pen-online.jp/news/fashion/kiru-shiru-26/2/


 
2018SSのダブレットのコレクションの中でも最も話題を集めたプラスティックシャツ。ビッグサイズのシャツに樹脂コーティングを施した他に類を見ないかなり独特のデザインのアイテムです。

 

たたまれた平らな形のまま販売され、バリバリと音を出しながらはがして服に仕立てるユニークさ。

 

捨てられてしまう服のパッケージを着るという大量消費の世の中に皮肉を込めて発売されたこのアイテム。

 

奇抜なデザインながら発売後すぐに完売してしまうなどかなり反響を呼びました。

 

シルエットはかなりビッグシルエットで、身幅がかなり大きくとられています。

 

また選択するたびにコーティングされた樹脂が取れたり、しわや当たりなどの経年変化を楽しむことが出来ます。

 

youtubeに開封動画がありますので、詳しく知りたい方は是非、見てみてください。

 


 

スカジャン

スカジャン 刺繍 過剰

出典:http://mensfashion-brand.com/2017/03/15/doublet/

 

もともとダブレットと言えばスカジャンと言われるほど定番アイテムであったスカジャン。

 

スカジャンはもともと米軍兵士が滞在した国の刺繍を入れてお土産として持って帰っていたことに由来するアイテムです。

 

スカジャンと言えば刺繍のイメージが強いですが、最近はノームコアの流れを汲み各ブランドから刺繍の入っていないシンプルなアイテムが続々とリリースされています。

 

しかしダブレットのスカジャンはノームコアの流れに真正面から反抗する、もはやぐちゃぐちゃと言えるほどに縫い付けられた刺繍の数々。

 

ダブレットのスカジャンは見れば一発でわかります。刺繍の量がおかしいです。

 

2014~2016年のコレクションで盛んにリリースされてきたスカジャン。

 

もともと定価は70,000円程でしたか、最近ではプレ値がついてしまい中古相場では100.000円を超えるものまであるので、人気の高さがうかがえます。

 

スケートボードバッグ

ダブレット スケートボード バッグ

出典:http://mensfashion-brand.com/2017/03/15/doublet/

 

ダブレットの名を世界中に轟かせたスケートボートバッグ。

 

もともとは日本のバッグブランドnewneu.とのコラボで作られたアイテムでボードの側面から物を出し入れできる変わったデザインのバッグです。

 

日本のみならず世界の人気インフルエンサーがこぞって自身のInstagramで載せたところ大反響を呼びダブレットが人気セレクトショップcoletteに注目されたのもこのスケートボードバッグのおかげと言われています。

 

ボードの表面がマジックテープになっているため各々好きなワッペンでカスタマイズできることも魅力の一つ。

 

携帯や財布くらいしか入れることのできないバッグですが、持っているだけで人の話題を呼び込むことは間違いなしのアイテムです。

 

ノームコアに飽きた人におすすめのダブレット

ここまで記事を見ていただきありがとうございます。ダブレットについて少しでも参考になれば幸いです。

 

もともとダブレットについては書こう書こうと思っていましたが、今回のLVMHプライズの受賞を受けて、いち早く皆様に知ってほしくて書きました。

 

ドメスのブランドの中でも頭一つとびぬけているダブレット。

 
これから先ますます人気が高まり購入し辛くなる恐れがありますので、興味を持った人は18AWの発売情報をしっかり掴み買い逃さないようにしましょう。

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